フロントエンドエンジニアってどんな生き物なのか
こないだ他業種(SE)の人と偶然呑む機会があって、自分の同僚が「ME をやってます」って伝えたんだけど「ME ってなんですか?」と返されました。
弊社ではマークアップエンジニア= MarkupEngineer の頭文字からそれぞれとって ME と略されて「ME チームの皆さんは何か有りますか」などと聞かれている。この辺は独自文化っぽいので分からなくて当然かなとは思いました。
と「マークアップ」の話をしてみても結局何をやってるのかと聞かれてしまいフロントエンドとバックエンドという部類があって、前者から枝分かれしているのがマークアップエンジニアこと ME です、みたいに説明しました(以下引用)
- バックエンドエンジニアとは、単一の環境、つまりサーバ上で仕事をする人のことを指します。彼らは、新しいソフトウェアをインストールしたり、ハードウェアをアップグレードしたりするなど、環境を変更する権限を持ちます。
- フロントエンドエンジニアとは、全く異なる数えきれないほどの環境で仕事をする人のことを指します。最新のデスクトップコンピュータから 3 年落ちのものだったり、メモリが少なく処理に時間がかかるような古い電話だったりと様々です。彼らは、ユーザのブラウザに対して何もすることができないため、その環境を変更することができません。それでも、すべての環境で動作するコードを作る必要があります。
この辺は同じエンジニアという分類で括ってあげることでだいたい理解してくれましたが、たとえば親のような仕事でも PC に触れる機会が全くない人間にどう伝えるか、というのが最近悩ましいということがあります(めんどくさいので web サイトを作る仕事やっていますと伝えてます。そんなもんじゃないでしょうか)
いわゆるフロントエンドエンジニアって範囲が広義すぎるから何をもってして従事できているのかが正直分からんのが実際のところで、明確な身分証明みたいなものも免許みたいなものもないので人に説明するのはなんか難しいねという感じです。
あと人によっては見栄などで大した技術もないのにプロのエンジニアですみたいに経歴詐称したりする世界らしいのでそのへんも厳しいです。
逆に言えば自分たちの業種からみたシステム、インフラ、バックエンド側って具体的にどのような仕事してるんだみたいに思う人間が多いんじゃないかとは思う(そもそもデザイナーの業務もあまり分かってないというのはあると思う)。歩み寄りをすることを怠ってはいけないなとは感じます。
久々の更新でしたが特にオチはないです。